au回線を使用していて、ネット上ではその通信速度の速さが話題になっているUQモバイル。
ガチャピンとムックのテレビCMでもお馴染みで、最近名前を知った人も多いのでは?
今回は、UQモバイルの評判について解説していきます。UQモバイルにはメリットもありますが、デメリットもいくつかあります。
注意点なども踏まえた上で、契約するかどうか検討してみましょう。
もくじ
UQモバイルとは?
UQコミュニケーションズの手による格安SIMの、UQモバイル。
2016年初頭までは少々影の薄い存在でしたが、2016年夏頃からぐんぐん成長しています。
今や格安SIMの中でも、UQモバイルはトップクラスの人気を誇っています。
その理由はもちろん連日放送されるCMもですが、明確なメリットがたくさんあるからでしょう。
テレビCMでちょっと流される情報を見ただけでもとても魅力的に思えますし、こういった契約に詳しい人が調べてみても、いくつもメリットを発見できるのがUQモバイルの凄いところですね。
UQコミュニケーションズは、KDDIグループの会社
UQモバイルのメリットを説明する前に、UQモバイルを手がけているUQコミュニケーションズについて説明しておかなければいけません。
なぜUQモバイルが明らかに他の格安SIMと比べて優遇されているのか疑問に思う人が、ただサービスの説明だけ聞いた段階ではたくさん出てくると思います。
しかしUQコミュニケーションズの正体を知れば、サービスの充実に納得できますよ。
UQコミュニケーションズは、KDDIグループの会社です。KDDIは要するにauのことですね。
auはKDDIが提供する携帯電話サービスのブランド名です。「au by KDDI」というわけですね。
KDDIグループが手がけている格安SIMのUQモバイルは一応別会社扱いであるものの、つまりauに非常に近い立場の存在なんです。
そのためサービスを極端に充実させることができるんですよ。
またUQコミュニケーションズがKDDIグループであることは、UQモバイルのサービスが今後も水準を落とさない証拠でもあります。
自分とほぼ同じ存在のUQモバイルの評判が落ちれば、自然にauの評判も下がってしまいますからね。
ちなみにUQコミュニケーションズは、WiMAXも手がけています。
UQモバイルのメリットとデメリット
それではいよいよ本題です。UQモバイルのメリットとデメリットをチェックしていきましょう。
UQモバイルのメリット・デメリットは、けっこう他の格安SIMと異なっています。そのためしっかり読んでおくことが大事ですね。
UQモバイルのメリット
UQモバイルは、いつでも高速通信が可能
後ほど詳しく解説しますが、UQモバイルの高速通信プランは速度が非常に速いです。
ここまで高速で通信できる格安SIMは、なかなかありません。日本で2017年3月現在展開されている格安SIMの中でも、ベスト3に入りますね。
もしも速度が速い格安SIMを契約したいなら、UQモバイルがオススメです。
UQモバイルは、au回線なのでauから乗り換えやすい
注意点もあるのですが、UQモバイルは数少ないau回線であるため、今使っているのがauの場合乗り換えやすいのも嬉しいですね。
au回線を使っている格安SIMは、他にmineo、IIJmio、Fiimoしかありません。少ないですよね。
通信速度も速いですし、auユーザーは、基本的に、格安SIMに乗り換えるならUQモバイルを契約するのがオススメです。
iPhoneSEや5sを契約できる
iPhoneを契約できる格安SIMはそう多くありません。
UQモバイルでは、5sとSEを契約できます。今ならSEが断然オススメですね。
SEなら数年間はアップデートにも対応すると考えられますし、UQモバイルでスマホを購入するならiPhoneSEがオススメですよ。
キャリアメールが使えるのは素晴らしい
UQモバイルは、格安SIMの中でも非常に珍しく、キャリアメールを使うことができます。
月額200円で、対応している機種であればMMSとしてキャリアメールを使えます。
MMSとはそのSIMカードを入れた端末でのみ使えるメールのシステムですね。
ちなみにワイモバイルも同様に、キャリアメールに対応しています。
UQモバイルは、節約モードも使える
UQモバイルは、速度が300kbpsに制限される節約モードも使えるのが嬉しいですね。
節約モードに切り替えれば、通信量の消費を防げます。アプリからいつでも切り替えられるので、積極的に活用していきましょう。
UQモバイルに近いサービス内容のワイモバイルには、低速通信の節約モードがありません。節約モードを使いたいなら、断然ワイモバイルよりUQモバイルがオススメですね。
公式アプリがあることも非常に便利
UQモバイルには、公式アプリがあるのも嬉しいですね。ワイモバイルにはありません。
公式アプリから簡単に、通信速度の切り替えを行えます。
iPhoneなら通知画面、Androidならホーム画面にウィジェットを置くことで、いつでも残容量の確認や、速度切り替えができるのもUQモバイルのメリットでしょう。
UQモバイルのデメリット
続いて、UQモバイルのデメリットを解説します。解決策にも触れていますので、参考にしてみてくださいね。
UQモバイルはプランが少ない
UQモバイルは、プランの数が少ないです。正確に言うと、かけ放題や無料通話がついてこないプランは3GBか低速無制限のプランしかありません。
高速通信の通信量が3GBで足りないなら、確実にかけ放題か無料通話付きのプランを契約しなければいけないのは不便ですね。
また楽天モバイルなどにあるような、大容量プランもありません。これもちょっと残念なポイントですね。
UQモバイルは端末を使い回すより、新しい端末をセット購入した方が得なのがデメリットとも言える
UQモバイルでは、たくさんのSIMフリースマホが販売されています。
これらの中にはぴったりプランやおしゃべりプランを契約するなら、実質100円など非常に安い料金で買えるものも多いんです。
そのため、わざわざauで使っていた古いスマホを使い回すメリットが薄いのは、ある意味デメリットですね。
ちなみに今まではauやau回線の格安SIMから乗り換える場合割引が適用されないという大きなデメリットがありましたが、こちらは現在無くなっています。
UQモバイルはぴったりプラン・おしゃべりプランだと2年縛り
UQモバイルは、ぴったりプランやおしゃべりプランを選んだ場合2年契約になるのが残念です。
だからこそSIMフリースマホを安くセット販売できることにつながっているわけですが、2年契約は煩わしいですよね。
UQモバイルの料金プラン!無制限プランとは?2年後に高くなる?
ここからは、UQモバイルの料金プランについて詳しく解説します。
プランは現在、大きく分けて3種類ですね。無料・定額通話付きのプランと普通の高速通信プラン、そして無制限プランです。
それぞれを詳しくチェックしていきましょう。
メインは、ぴったりプランとおしゃべりプラン
まずはUQモバイルが現在メインで展開している、ぴったりプランとおしゃべりプランの紹介です。
表に料金をまとめたので、ご覧ください。
ぴったりプランの月額料金
ぴったりプランS | ぴったりプランM | ぴったりプランL | |
---|---|---|---|
通信量(2年間) | 2GB | 6GB | 14GB |
通信量(3年目以降) | 1GB | 3GB | 7GB |
1年目 | 1980円 | 2980円 | 4980円 |
2年目以降 | 2980円 | 3980円 | 5980円 |
おしゃべりプランの月額料金
おしゃべりプランS | おしゃべりプランM | おしゃべりプランL | |
---|---|---|---|
通信量(2年間) | 2GB | 6GB | 14GB |
通信量(3年目以降) | 1GB | 3GB | 7GB |
1年目 | 1980円 | 2980円 | 4980円 |
2年目以降 | 2980円 | 3980円 | 5980円 |
このようになっています。2年間は通信量を2倍使えるのが大きな特徴ですね。
通信量とそれに対する料金の設定は、ワイモバイルと完全に同じです。ワイモバイルも契約開始から2年間は通信量が2倍ですし、明らかに参考にしていますね。
ぴったりプランとおしゃべりプランには、無料通話がある
ぴったりプランとおしゃべりプランは、標準の状態で無料通話が適用されています。
ぴったりプランは1回ごとの通話時間に制限がない代わりに、1ヶ月間での通話時間が定められています。こちらの表をご覧ください。
ぴったりプランの無料通話
ぴったりプランS | ぴったりプランM | ぴったりプランL | |
---|---|---|---|
2年間 | 60分 | 120分 | 180分 |
3年目以降 | 30分 | 60分 | 90分 |
通話時間は、契約開始から2年間は倍です。言い換えれば3年目からは半分に減るので、2年以上契約し続けるのはあまりお勧めできませんね。
おしゃべりプランはすべてのプランにおいて、5分かけ放題が適用されます。
1回の通話は5分以内に限られますが、何回通話しても通話料は発生しません。
おしゃべりプランのかけ放題
おしゃべりプランS | おしゃべりプランM | おしゃべりプランL | |
---|---|---|---|
分数 | 5分 | 5分 | 5分 |
そしてそれぞれ無料通話分を超えた時の通話料金は、30秒につき20円です。
実はここが要注意ポイントです。他の格安SIMの5分かけ放題などでは、超過分は30秒10円で請求されることが多いんですよ。
UQモバイルでは超過分が30秒につき20円で請求されるので、注意しましょう。
2年目から月額料金は1000円増しになるので注意!
ぴったりプランやおしゃべりプランの月額料金は、2年目以降1000円高くなります。これも要注意です!
テレビCMではしきりに「1980円!」とアピールしていますが、それはいわゆる1GBプランのことであり、さらに1年目のみの月額料金なんです。
データ高速プランは無料通話がなく、月額料金は安い!
UQモバイルのプランは、ぴったりプランとおしゃべりプランだけではありません。
私としてはこのプランが一番おすすめなんですが、データ高速プランという3GBプランもあります。
こちらの表に、料金をまとめました。
月額料金 | |
---|---|
データ高速プラン | 980円 |
データ高速+音声通話プラン | 1680円 |
通話料金は、30秒につき20円かかります。通話をすることが多い人にはオススメできないプランですが、もしそんなに通話しないのであれば、これ以上お得なプランはありませんよ。
常時高速通信可能で月額1680円は、まさに破格です。
UQモバイル 無制限プランとは?
UQモバイルには、無制限プランもあります。
無制限にデータ通信できるのですが、速度が500kbpsに制限されるので使い方はけっこう限られてきますね。
料金プランは以下の通りです。
月額料金 | |
---|---|
データ無制限プラン | 1980円 |
データ無制限+音声通話プラン | 2680円 |
500kbpsでは、動画は低画質ならOK、テザリングは軽いネットサーフィン程度なら問題なし
通信速度が上り・下り共に500kbpsに制限される無制限プラン。
用途は限られてきますが、合致すれば非常に便利に使えるプランです。
例えば動画を見るなら、YouTubeだと画質144p、240p、360pくらいまでなら普通に見られるでしょう。
パソコンやタブレットと繋げてのテザリングは、軽いネットサーフィン程度ならいけますね。
パソコンで大きなデータをダウンロードしたり、オンラインゲームをしたりするのには向いていませんので注意しましょう。
通話料金は30秒につき20円
データ無制限プランでの通話料金は、データ高速プランと同様30秒20円です。
つまりこのプランもかけ放題などではないので、通話の多い人にはお勧めできません。
通話をするならおしゃべりプランやぴったりプランの節約モードを使いましょう。速度は300kbpsとさらに遅くなってしまいますが、似たような使い方ができます。
料金プランの変更の仕方
料金プランは、マイページから変更できます。
マイページで、ご契約内容→契約一覧紹介・変更→詳細へ→プラン変更と進んでいけばOKです。
プランを変更したくなったら、チェックしてみてください。
UQモバイルのキャンペーン
ここからは、2017年3月時点で行われているUQモバイルのキャンペーンを紹介します。
UQ学割
UQモバイルではあまり大きなキャンペーンが現在行われていませんが、18歳以下が利用者となる場合にUQ学割を適用できます。
2年目から月額料金が1000円上がるぴったりプランとおしゃべりプランですが、これらのプランを2年目も1000円引きのまま利用できるのがUQ学割です。
期限は5月31日までとなっています。家族でUQモバイルに乗り換える場合など、活用してみてはどうでしょうか。
UQモバイルの気になる通信速度は?
UQモバイルについてちょっと調べた人なら、通信速度が速いという評判がとても気になっているでしょう。通信速度について説明します。
UQモバイルは、24時間いつでも快適に通信できる
通信速度の速さは、まさにその通りです。私は実際にUQモバイルを3ヶ月ほど契約して使っていますが、昼でも速度が下り4〜10Mbpsくらい出ています。
極端に高速な時間帯もありませんが、遅い、使いづらさを感じる時間帯も特にありません。常時快適に使えていますね。
速度の低下に悩まされるのが格安SIMですが、UQモバイルならその心配は無用ですよ。
無制限プランも、速度の低下などは特にないとされる
無制限プランについても同様に、速度は高速と言われています。
むしろ500kbpsどころか、1Mbps以上の速度が出ていることも普通にあるとされるデータ無制限プラン。これはちょっとすごいですね。
ネットサーフィンなどが主な用途なら、無制限プランはなかなか便利に使えそうです。
今持っている端末はUQモバイルでそのまま使用できるのか?
続いて、今持っているスマホはUQモバイルでも使えるのかについてを解説します。
ドコモ、au、ソフトバンクそれぞれのiPhone、Androidについて説明しているので、チェックしてみてください。
UQモバイルのSIMはauのiPhone6以降で使える
UQモバイルのSIMは、au回線が使われています。そしてiPhoneでこのSIMを使う場合、iPhone6以降の端末が対応しています。
5s以前は動作確認済み端末に記載されていません。ただしUQモバイルでは独自に、UQモバイルで使えるiPhone5sが販売されています。
そのため5sを使うなら、UQモバイルで販売されているものを使えばOKですね。
ただし6s以降のau製iPhoneは、SIMロックを解除した状態で「マルチSIM」を使うのが前提となっています。
これはVoLTEという高音質な音声通話のシステムに対応しているからですね。
もしも持っているのが6sやSEなどなら、SIMロックは解除したうえで、マルチSIMでUQモバイルを契約しましょう。
ドコモのSIMロックiPhoneでUQモバイルSIMは使えないが、6s以降はSIMロック解除で対応
ドコモのiPhoneは基本的にドコモ回線の格安SIMで使うものですが、SIMロックを解除すればUQモバイルでも全く問題なく使えます。
ただし、SIMロック解除に対応しているドコモ製iPhoneは6s以降です。
6以前のiPhoneは、UQモバイルで使えないので注意しましょう。
ソフトバンクのiPhoneは、6s以降ならSIMロックを解除すれば使える
ソフトバンクのiPhoneもやはりソフトバンクのSIMロックがかかっています。
6s以降はSIMロックを解除できるので、解除後にUQモバイルで使用可能ですよ。
6以前の機種はソフトバンク回線の格安SIMでしか使えません。現在徐々にソフトバンク回線の格安SIMが登場していますので、そちらを使いましょう。
iPhone7と7Plusではテザリング不可だが、それ以外はテザリング可能
UQモバイル公式サイトの動作確認済み端末一覧には、iPhone7と7Plusがありません。
しかしこれらも、SIMロックが解除されていれば実はUQモバイルのSIMで使えます!
私は実際に7とUQモバイルの組み合わせで使ったことがありますよ。ただし問題が一つあります。
それは、テザリングできないことです。7とUQモバイルの組み合わせだと、テザリングができない仕様なので注意しましょう。
ちなみに7よりも前の、6sやSE以前のiPhoneであれば、テザリングに対応しているのでご安心ください。
Android端末は、auスマホなら通信・通話やテザリングOK
Androidスマホの場合は、auスマホなら通信や通話、テザリングが可能です。
ただし例外もある可能性があるので、必ずUQモバイルの公式サイトで動作確認状況をチェックしましょう。
メーカーをチェックすれば端末がリストにおそらく現れます。そこから、テザリングや通信、通話への対応状況をチェックしておけば安心ですね。
契約するべきSIMのサイズや種類もわかりますよ。
またVoLTEに対応している端末については、SIMロックを解除したうえでVoLTE対応であるマルチSIMを契約しなければいけないことに注意です。
ドコモ・ソフトバンクのAndroidスマホは、SIMロック解除必須かつ動作確認は行われていない
ドコモやソフトバンクのAndroidスマホをUQモバイルで使う場合、SIMロックの解除は必須です。
SIMロックは、2015年5月以降の端末なら解除可能です。つまりそれ以前に発売されたドコモ・ソフトバンクスマホは、UQモバイルで使えないことに注意しましょう。
さらに、2015年5月以降発売のAndroidスマホであっても使えるとは限りません。
スマホには対応する周波数があり、auとドコモ、ソフトバンクはそれぞれ使っている周波数が異なるためうまく噛み合わないことがあるんです。
動作確認端済み末は、auで販売されたもののみ。つまりドコモやソフトバンクのスマホをUQモバイルで使えるかどうかは、実際に使ってみないとわかりません。
ドコモやソフトバンクから乗り換えるなら、UQモバイルで新しいSIMフリースマホをセット購入した方が安心ですね。
UQモバイルのメールは、端末毎に対応状況が違う
UQモバイルは、キャリアメールが使える格安SIMです。
しかしキャリアメールが使える端末は、限られています。
iPhoneは7まで含めて、基本的にどれも問題ありません。しかしAndroidは、対応していない端末がけっこう多いです。
例えばXperia Z5はメールに対応していません。要注意ですね。
UQモバイルに乗り換える方法
ここからは、各キャリアからUQモバイルに乗り換えたり、あるいは新規契約したりする方法について解説します。
新規契約ならキャリアを解約してから新規契約手続きをすればOKですが、電話番号はそのままで乗り換えるならMNP予約番号を発行しなければいけません。
ちなみにデータSIMの場合はMNPはできません。注意しましょう。
MNPによるUQモバイルへの乗り換え方法!
ドコモ、au、ソフトバンクからの乗り換え方法を解説していきましょう。
ドコモからの乗り換えは、マイページ経由が簡単!
ドコモからUQモバイルにMNPするなら、My docomoのマイページでMNP予約番号を発行すれば簡単ですよ。
ネットだけで全て完結するので、時間もかかりません。
電話やショップでもMNP予約番号は発行できますが、時間も手間もかかってしまいます。オススメはマイページからの手続きですね。
au、ソフトバンクからの乗り換えは、ショップか電話のみ
auやソフトバンクでMNP予約番号を発行する場合は、ショップに行くか電話をかけるかの二択になります。
ショップに行くのは大変なので、電話がオススメですね。途中で引き止められることもあるかもしれませんが、断りましょう。
MNP予約番号を発行したら、UQモバイルの契約時に記入すればOK
契約時にMNP予約番号を入力すれば、MNPとして手続きが行われます。
MNP予約番号は15日間しか使えないので、早めに手続きをしなければいけません。
できれば発行したその日のうちに、手続きをしてしまった方が良いですね。残り数日程度の段階でMNPすると、手続き中に期限が切れてしまうこともあるんです。
MNPしないなら、新規契約をすればOK
MNPをしないなら、普通にUQモバイルを新規契約すればOKですよ。
新しい電話番号で、UQモバイルのSIMが届きます。
UQモバイルには店舗がある?サポートや修理はしてくれるの?
UQモバイルは、家電量販店で契約できる場合が多いです。
コジマやケーズデンキ、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオンなど、たくさんの家電量販店で販売されていますよ。
店舗での契約なら、即日開通も可能です。
サポートや修理は基本的に、店舗で対応できません。電話などで問い合わせましょう。
UQモバイルの解約方法は?縛りは?解約金はかかるの?
いよいよ説明もラストです。UQモバイルの解約方法について解説します。
解約方法は、ちょっとわかりづらいことが多い格安SIM。UQモバイルも微妙にわかりづらい仕様ですが、これを読めばバッチリわかりますよ。
ぴったりプラン・おしゃべりプランは2年縛りあり
ぴったりプランやおしゃべりプランは、2年縛りがあります。そのため2年以内に解約すると、違約金が発生することとなります。
さらにぴったりプランやおしゃべりプランの場合、要注意なのが「契約更新月」の概念があることでしょう。
契約更新月以外に解約すると、絶対違約金がかかります。契約は2年ごとに自動更新なので、auなどのキャリアと同じ仕様ですね。
データ高速プランやデータ無制限プランについては、音声SIMだと最低利用期間である利用開始日から12ヶ月を過ぎればいつでも解約してOKです。
またデータ高速プラン、データ無制限プランのデータSIMは、縛りも最低利用期間もありません。いつでも解約できますよ。
違約金は税抜き9500円
UQモバイルで発生する違約金は、税抜き9500円です。つまり税込だと、1万円を超えます。
IIJmioなどのように徐々に減っていく形式でもないので、なかなか難しいところですね。ぴったりプランやおしゃべりプランを契約した場合は、契約更新月に忘れずに解約しましょう。
露骨にサービスがイマイチになるので、3年以上同じプランで契約し続けるメリットは薄いです。
MNPするなら、MNP転出手数料が3000円かかる
UQモバイルから他社にMNPする場合は、必ずMNP転出手数料が3000円かかります。
金額としては一般的な価格帯ですね。2000円の会社もあるのでそれに比べるとちょっと高額ですが、やむを得ないでしょう。
MNPはネットからできるが、解約は電話受付のみ
UQモバイルから他社にMNPする場合は、MNP予約番号をネットから発行できます。
しかしもしも普通に解約するなら、電話でのみの受付となっています。これはちょっと残念ですね。
というわけでメイン回線を乗り換えるなら、電話番号そのままでMNPをした方が手続きが楽ですよ。
まとめ
UQモバイルについて解説しました。
UQモバイルは良くも悪くも、非常にキャリアに近い性質を持った格安SIMです。
キャリアから格安SIMというものに乗り換えたいけれど、あまりよくわからない。とにかく安くなるならOKという人にオススメですね。
ただしサポートの充実度でいうと、専用の店舗がたくさん用意されているワイモバイルの方が上です。
そのため本当にスマホについてよくわからない人が契約するなら、サポートの充実度が高いワイモバイルの方が良いでしょう。
UQモバイルは現在ぴったりプランやおしゃべりプランを中心に展開されていますが、本来はデータ高速プランとデータ無制限プランしかありませんでした。
そのためこれらのプランは、他社の格安SIMに仕様が近いわけですね。
無料通話・かけ放題が付いたぴったりプラン・おしゃべりプランは、明らかにワイモバイルへの対抗策でしょう。
格安SIMにある程度詳しく、音声通話をあまりしない人が契約するなら、ぴったりプランやおしゃべりプランではなくデータ高速プランがオススメですね。
3GBしか選べませんが、3GBで間に合うなら料金は非常に安く抑えられて、なおかつUQモバイルの大きなメリットである高速通信も満喫できます。
メリットもデメリットもあるUQモバイル。使い方を見極めて、自分にあったプランを契約しましょう。
最後にどんな人にどのプランがおすすめかまとめます。
- たくさん通話するけど毎回5分以内ならおしゃべりプラン
- 長電話をすることがあるけど、通話をする回数は少ないならぴったりプラン
- 通信量3GB以内、あまり電話しないならデータ高速プラン
- たくさん通信するけど速度は不要ならデータ無制限プラン
それでは今回の記事を参考に、UQモバイルを検討してみてください。